先日の5月30日、
わたくしごとで恐縮なのですが…
『らうんじ加山』は15周年を迎えました。
今日はそのことについて、
ちょっぴりお耳を拝借させてくださいね。
お店を出そうと決めてから、当時、
国民金融公庫で300万円の融資を依頼していたんですが、
それが通るか通らないかもさだかでないうちに、
かと言ってじっとしているわけにいかないので、
店舗を契約し、
保健所へ申請をし、
食品衛生管理の免許を取り、
口座を作り、
そして、開店のお知らせを印刷し終えた頃、
やっと、融資の許可が下りました。
融資がなければ、
全てが白紙になるところでしたが、
でもどこかで「絶対、できる」…
とも信じていました。
公庫から電話がかかってきたあの瞬間の
腰が抜けるような安堵感と、
それからやってきた胸の高鳴りと、
沸々と湧き上がる緊張感は
いまでもずっと忘れることができません。
開店一周年を迎えた夜、
店が終わって家路の途中、
もうありがたくてありがたくて、
嗚咽というか、
おんおん泣きながら運転したのを
憶えています。
(そんな姿、誰にも見せられません…苦笑)
15年間でご来店いただいたお客さまは
東京ドーム1.5杯分、
じつに7万を越す皆さまおひとりおひとりに支えられていまがあります。
出会ったスタッフも100名を超えました。
毎日毎日、一緒に頑張ってくれるスタッフに感謝しつつ。。
とりわけチーママ。
14年前、彼女に出会わなければ、
今日の加山はなかったと思っています。
『言うは意を尽くさず』とは、
もう幾度となく経験してきましたが、
やはり、どの言葉でも言い得ていないもどかしさがありますけれども、
いままで出逢ったおひとりおひとりの方に
感謝と、機会を与えてくださったことに、
心からお礼を申し上げます。
本当に、本当にありがとうございます。
これからも、
お客さまに頼りにされるお店でありたいと考えています。
今後とも
どうぞよろしくお願い申し上げます。
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